第17話  筆とペン   岩井笙韻

今日は短いぞーっ。
 筆で半紙の練習をしていくと、手本さえあればかなりバランスの良い字が書けるようになります。
 しかし、普段の手書きの文字、つまり、ボールペンや鉛筆の字がちっともうまくならない人がいます。展覧会の出品表を見ると、作品は素晴らしいのに、ペンで書かれた住所氏名など、全くの素人と変わりない人が少なくありません。どうしてでしょうか?
 確かに練習を怠っていると言うことが一番の理由なのですが、筆で書くときとペンで書くときとは全く異なるポイントがあって、このために、筆の字とペンの字が異質なものになるのです。
 種明かしをすると・・・
まだやめとこうかな。これから始まる『初学学者のための実戦講座』でやるとするかな。しかし、それでは参加できない人にはなんだかさっぱり分からないでしょうから、ヒントを上げておきます。

 ヒント
 筆を持つときには指はあまり動かないので、腕の筋肉で書くことになる。一方、ペンを持つときには指で書く。そうすると、腕と指では力の入る方向が違う。

と言うことです。腕の筋肉と指の筋肉では得意な方向が異なるのです。

 これがヒント。正解はお会いしたときに。
 だから、大きさが変わっても文字の雰囲気を揃えようと思ったら、一定方向への力の入れ方を学ばねばなりません。方向としては、右手で刀を抜くときの方向、試験の採点で○をつけるような方向。その事を念頭に置いて練習すれば、半紙五文字の練習が細字でも生きてきます。

 

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