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古典を書道の手本に お手本の選び方や書体の種類について

書道をするときに、まず揃えたいものの1つにお手本があります。お手本を見ながら書くことは初心者が上達するための近道でもあります。古典をお手本とする臨書も書道の基本と言われ、古くから行われてきた大切な練習法の1つです。

臨書には、形臨、意臨、背臨といった方法があります。また、漢字の書体には、大きく分けると楷書、行書、草書、隷書、篆書の5つの種類があります。書道には、特有のルールやスタイルが多くありますが、書道の知識をしっかりと身につけていくと上達も早いでしょう。

こちらでは、書道の基本である臨書やお手本の選び方、書体の種類について簡単に解説していきます。これから書道を始めたいという方は、ぜひ参考にしてください。

お手本の探し方と臨書について

臨書について

臨書(りんしょ)とは、広義では手本を見ながら書くこと、狭義では古典を手本として書くことを言います。初心者が上達するために最も一般的な方法とされています。基本的には古典をお手本としますが、臨書には3つの方法があります。

ちなみに、お手本を見ずに自分の創造力だけで書くことを「自運(じうん)」と言いますが、古典等を長年学んだ結果の創作でないと我流と言われ、格調の高い書は書けません。

形臨

個性を出さず(自らを無にして)、お手本の字の形を忠実に真似することで、字の形や筆の使い方などの技術を習得します。学校の習字の時間にするのも形臨にあたります。

意臨

お手本に選んだ書の作者の意図や気持ちを知り、お手本を書いた作者の筆意をくみ取って書きます。臨書が古典の場合は、その時代の背景や作者の来歴なども学びます。技術よりも精神面を重視します。

背臨

お手本をじっくり見て、その書風を記憶し、お手本を見ずに記憶を頼りに書きます。暗書(あんしょ)とも呼ばれます。形臨・意臨を積み重ねた後に行うべき上級の学びです。

お手本の探し方について

書道教室に通っている方は、通っている書道教室の講師が書いたものをお手本とするのが一般的です。通信講座で学んでいる方は、通信講座で購入したテキストに入っているお手本を使うのが一般的です。

独学の方は、書店やネットなどでレベルに応じた書道の指導書を購入すると、古典などのお手本が入っているので、それを利用しましょう。また、書道団体のホームページなどにお手本が掲載されていることがあるので、それを利用するのもおすすめです。

書体の種類を知っておこう!

紙に書かれた楷書

漢字には、大きく分けると5つの書体があります。古い順に、「篆書」「隷書」「草書」「行書」「楷書」です。このうち、現代に生きる日本人にとって最も見慣れた読みやすい字体が、楷書です。それに加えて、漢字の草書をさらに省略した「かな」が存在します。

楷書

隷書を、実用性を重んじる方向で形成された、誕生が最も新しい書体です。行書から生まれました。一画一画、紙から筆を離して書いていきます。筆順にしたがって書いていけば完成するので、特に難しい技術を必要とせず書き方も決まっているので、自由に書くことは難しいです。

行書

楷書を少し崩したような書体ですが、実は楷書に先行し、楷書が完成してからは逆にその影響を受けるという、楷書との行き来がある書体です。曲線的で点や線が連続したり省略されたりしています。筆順が変化することがあり、はらいや止めが変化することもあります。字と字の繋がりを重視して、力を抜いて勢いよく書くのがポイントです。楷書と違って厳格なルールがなく豊富な表現が可能なので、自由に書くことができます。

草書

日常的にあまり目にすることがなく、読み解くことが難しいです。篆書の時代から存在した速記的な書体ですが、隷書を早書きするときに生まれたとも言われています。早く書くことが目的だったため省略が多いですが、省略にも決まりがあるので、その形を覚えなければ書くのも読むのも難しいです。流れるように書くのがポイントで、お手本を見ながら繰り返し練習することで習得できます。

最も古い書体である隷書と篆書とは

上述したように、最も歴史ある古い書体は、「篆書(てんしょ)」です。現代の日本では、最も触れる機会の少ない字体と言えるでしょう。篆書や隷書(れいしょ)は独特な字形となっているため、上級者向けの書体と言えます。

隷書

篆書に次いで歴史の古い書体ですが、楷書に最も近く、現代人でも読みやすいです。実は隷書には古隷(これい)や草隷(そうれい)などいくつかの種類がありますが、一般的には八分隷(はっぷん・はつぷんれい)を隷書と言います。扁平で角張った独特な字体で、お札に書かれている文字も隷書です。現在も目にする機会は意外と多いです。

篆書

篆書は狭義には、秦の始皇帝の定めた小篆を指しますが、はるか古代の甲骨文字、青銅の器などに彫られた金文、石に彫られた石鼓文などを総称して言うことも多いものです。よく目にするのは、印鑑やパスポートなどに書かれている記号のような文字で、線の太さが一定になっています。一定の太さで書くには、運筆を一定の速さで行うことが大事です。独学で学ぶのは難しく、もともと刻されたものを書くことになるので、特に篆書隷書の専門家について学ぶ必要があります。

古典を手本とする書道なら静心書学会へ

書道の基本である臨書やお手本の選び方、毛筆の書体の種類についてお伝えしました。書道と言っても練習方法は様々で、書体の種類も多くあります。書道の初心者が上達するには、まずお手本を見ながら書くことから始めます。基本をしっかりと身につけることで、自分の力になっていくのです。

古典を手本とする書道を学びたいとお考えでしたら、静心書学会をご利用ください。古典を基に、篆書から草書まで幅広く対応しています。講座の内容や料金でご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

古典を書道のお手本にするなら静心書学会へ

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